春遠い 北・東日本中心に低温と大雪 気象庁1か月予報

8日発表の気象庁1か月予報。2月10日から3月9日までの平均気温は北日本と東日本を中心に平年より低くなる可能性が高い。出典=気象庁ホームページ

気象庁は8日、向こう1か月間の天候の予想を発表した。平均気温は北・東日本で平年より低く、西日本で平年並み、沖縄・奄美で平年より高くなる可能性が高い。来月にかけても北・東日本を中心に寒気の影響を受けやすいとみられ、気温の低い状態が続く見通し。

低気圧急発達 来週は気温乱高下

 ただ、10日から11日にかけて急速に発達する低気圧の影響で、日本列島に暖かい空気が流れ込む。来週は気温が高くなる日がある見通しで、気温の変化がかなり大きくなるため、積雪の多い地域ではなだれに十分な注意が必要だ。

長引く寒さと大雪 なだれに注意

8日発表の気象庁1か月予報。2月10日から3月9日までの降雪量は北日本から西日本の日本海側で平年並みか多い見通し。出典=気象庁ホームページ

 その後、今月下旬から来月にかけても日本付近は冬型の気圧配置となり、日本海側では雪の日が多くなるとみられる。すでに平年を大幅に上回る積雪となっている地域も多く、今後も雪の降り方には注意したい。

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