ユヴェントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、恩師アントニオ・コンテとの日々を回想している。
ユヴェントスで3年間(2011〜2014)、イタリア代表で2年間(2014〜2016)、コンテのもとでプレイしたキエッリーニ。クラブではセリエA3連覇を成し遂げているが、決して幸せな日々だけではなかったという。インタビューに応じたキエッリーニは、コンテが行うトレーニングについて次のように述べている。英『Daily Mail』が伝えた。
「コンテが熱いのは試合だけではないんだ。毎日、そしてすべてのトレーニングでもそうなんだよ。彼は警察の鬼軍曹のようだったね。ただ、僕たちは彼に何か非常に特別な雰囲気を感じていた」
「トレーニングが終わった後、みんな死んでいたよ。疲れを通り過ごして死だ。でも、彼がすることを信じられたからこそ、僕らはトレーニングをこなすことができた。彼と一緒に100%の力を出すことができたんだ。彼は素晴らしい雰囲気を作り、選手たちにエネルギーを与える。間違いなく最も素晴らしい監督の一人だよ」
信頼関係があったからこそ、苦しいトレーニングを乗り越え、その先に待つ栄光を手に入れることができたようだ。現在、チェルシーで苦しい立場に立たされ、解任報道なども出ているコンテだが、選手たちとともにこの困難を乗り越えることができるのか。