レイソルは格が違った…柏に敗れたムアントンMF、J行きは夢と語る

『FOX』は7日、ムアントン・ユナイテッドのタイ代表MFシャリル・シャピュイのインタビューを掲載した。

先日AFCチャンピオンズリーグのプレーオフで柏レイソルと戦い、大敗してしまったムアントン。

その試合を最後にティーラトンが神戸へ、ティーラシンが広島へと移籍し、主力選手もJリーグへ渡っていった。

残念な結果となった試合の後、ムアントンの中盤で中心的な役割を担っているシャピュイは以下のように話したという。

シャリル・シャピュイ (まず、ACLでの敗退を振り返ろう。クラブにとってはどれだけの打撃?)

「もちろん、我々は皆残念がっているよ。なぜなら、我々はチャンピオンズリーグに行きたかったからね。特に僕にとっては。

僕がムアントン・ユナイテッドに来たのは、チャンピオンズリーグで戦いたかったから。ただ、チャンスがなかったことは受け入れなければいけないね。

チームとしてはいいプレーをしていたと思う。前半はうまく取り組んだし、監督は戦術的にいい仕事をしたよ。

彼は柏レイソルのことをよく知っていたからね。だからディフェンスをして、カウンターアタックを仕掛けることを試みた」

シャリル・シャピュイ 「前半の最後には大きなチャンスがあった。もしあれが決まっていれば、物事は変わっていたかもしれない。

しかし、後半は柏レイソルの格があまりにも高すぎたね。

我々はボールを持って戦うことには慣れている。しかしこの試合は違っていた。

それがチャンピオンズリーグというものだ。我々は守らなければならなかったが、残念なことになったよ。

進歩できなかったし、タイの選手にとっては本当に環境が寒かった。僕にとってもね。あれは相手のためになるものだったと思うよ。

ベストは尽くした。しかし、最終的には今季チャンピオンズリーグに復帰するには十分じゃなかったということだね」

(ティーラシンとティーラトンがJリーグへ行った。クラブにとっては厳しいことだが、君を含めてタイの選手には新たな道が開けるね?)

「彼らにとっては大きなチャンスであり、夢の実現だね。僕はタイとスイスのハーフだからちょっと基準は違うけど、自分にとっても(Jリーグは)夢になるだろう。

サッカーをしている限り、より良いチーム、より良いリーグでプレーしたいものだよ。

ただ、今はムアントン・ユナイテッドで本当に満足しているし、怪我なくフルシーズンを戦いたい。その後のことは、その後だ」

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