岡本中榎本航己選手 世界へ、初めの一歩 バレー中学日本代表で豪州遠征へ 南足柄市・大井町・松田町・山北町・開成町

加藤市長と手のひらを合わせる榎本選手 =南足柄市役所

 南足柄市立岡本中学校男子バレーボール部3年の榎本航己選手(15)が、2月20日から3月1日まで行われる、全日本中学生バレーボール2017年度オーストラリア遠征の代表メンバー(12人)に選出された。1月31日に南足柄市役所を訪れ、加藤修平市長にメンバー入りを報告した。

 榎本選手は1年生の頃からチームの主力選手として活躍。192センチの長身を生かして、チームの県大会優勝や関東大会、全国大会出場に貢献した。

 3年生の今年度は春夏の県大会連覇、関東大会ベスト8、全国大会ベスト16進出。12月には「JOCジュニアオリンピックカップ全国都道府県対抗中学大会」の神奈川県選抜に、チームメイトの西山大翔選手、高田丸生選手とともに選出された。大阪市内で行われたこの大会では、出場選手の中から2人が選ばれる「オリンピック有望選手」を受賞。世代別全日本選手に初選出され、豪州遠征の代表に名を連ねた。

 市長と懇談した榎本選手は「今回の全日本入りは最初の大きな目標だった。高校では春高バレーに出場できるよう小さな目標をひとつずつ積み重ねていきたい」と話した。

 榎本選手は小学1年生で岡本ジュニアバレーボールクラブに入りバレーを始めた。小学5年と6年の県大会で優勝し頭角を現した。

中学でのチームメイトと共に東海大相模への進学を希望している、という。

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