パラスポーツに関心を 12日まで、写真100点展示

 2020年の東京パラリンピックを前に関心を持ってもらおうと、障害者スポーツの写真展が横浜市中区の「Gallery NIREI ART」で開かれている。12日まで。

 展示されているのは、6人の写真家が捉えた約100点で、パラリンピックをはじめアジア大会や、日産スタジアム(同市港北区)で開催された知的障害者のサッカーの試合など多様な大会の様子を紹介。ボールを奪おうと険しい表情で手を伸ばす車いすラグビーの男性選手や、柔道の試合で歯を食いしばる視覚障害者の女性選手など迫力あるシーンを伝える。

 00年からパラリンピックを取材してきたNPO法人国際障害者スポーツ写真連絡協議会が企画。代表の佐々木延江さんは「写真をきっかけに困難を乗り越える障害者の姿を知ってもらい、障害の有無にかかわらず協力し合えるまちづくりにつなげたい」と話している。

 正午〜午後7時(最終日は同4時)。入場無料。問い合わせは佐々木さん電話090(8875)3029。

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