三浦半島最南端に位置する城ケ島(三浦市)にウミウが越冬のために飛来している。県立城ケ島公園内に設けられている展望台から観察できる。
ウミウが羽を休めているのは島南東にある赤羽根海岸付近の切り立った崖(高さ約30メートル、幅約300メートル)。崖はウミウのほか、ヒメウ、クロサギの生息地として県の天然記念物に指定されている。同公園によると、ウミウは例年11月ごろに飛来し、4月ごろ北海道方面に向けて飛び立つ。
同公園では3月中に観察会を2回予定している。問い合わせは、同公園電話046(881)6640。