日本海側で融雪・落雪に注意 雪の危険性とは

きょう10日(土)は、記録的な積雪となった北陸を含め、全国的に平野部では雨が降る見込みです。西日本は日中に、北陸や東海も午後は雨が降るでしょう。関東や北日本も夜は雨の降る所が多くなりそうです。

北陸でも、きょうは低気圧に向かって暖かい空気が流れ込むため雪ではなく雨が降る見込みで、融雪やなだれ、屋根からの落雪などに注意が必要です。雪の重さは、1㎥あたり、新雪では50~150キロほどですが、締り雪となると250~500キロにもなると言われています。ここに雨が降ればさらに重くなります。

雪が一気に融ければ、道路の冠水や川の増水のおそれがあります。また、締り雪やざらめ雪は大変重くなっているため、落雪すると大変危険です。雪かきや外出の際は十分に気を付けてください。

気象予報士・長谷部 愛

画像について:7日午前9時頃の福井市

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