2月11日付

 都城市の都城志布志道路・梅北インターチェンジ(IC)-金御岳ICが開通し、供用率は36%に達した。2・5キロと短い距離だが、真新しい道路は気持ちがいいものだ。来月は鹿児島県内の2区間、来年度中には市内のもう1区間が開通予定だ。そうなれば供用率は52%になり、整備計画の折り返し地点を過ぎる。通り初め式では、自衛隊車両には「防災の道」、救急車は「医療の道」、飼料を運搬するバルク車には「経済の道」と書かれた横断幕が掲げられた。同道路が担う役割をPRしたものだが、式典で古川禎久衆院議員のあいさつの言葉が印象に残った。「全線開通すれば、都城は海を通じて世界につながる」。市民にとっての「希望の道」。さらなる整備促進を願う。

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