五輪に向け座談会 東海大学で原辰徳氏ら 秦野市

(左から)原氏、鈴木氏、山下氏

 東海大学の体育学部創設50周年を記念した講演「スポーツ振興と2020東京オリンピック・パラリンピック」が1月27日、同大で開催された。

 元水泳日本代表で、ソウル五輪で金メダルを獲得したスポーツ庁長官の鈴木大地氏を招き、体育学部客員教授の原辰徳氏、副学長の山下泰裕氏が座談した。第一線で活躍してきたそれぞれの半生を振り返りながら、2020年に向けたスポーツ振興を語った。山下氏は「スポーツを通じて、折れずに仲間と協力していく力が身に付く。勝ち負けも大切ですが、心の豊かさを求めていきたい」とスポーツを活用した教育に意気込みを見せた。当日は運動部に所属する学生や体育学部の同窓生など約1500人が参加し、耳を傾けた。

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