なぜリヴァプールのセンターフォワードはロベルト・フィルミーノでなければ務まらないのか。11日に行われたサウサンプトン戦はそれが分かる一戦だった。リヴァプールは1-0で迎えた前半42分にFWモハメド・サラーの得点で追加点を加えたが、そのゴールをアシストしたのがフィルミーノだ。
フィルミーノはサラーから横パスを受けると、それをヒールで後方へ。これにワンツーの形でサラーが走り込み、冷静にフィニッシュを沈めて得点を記録した。サラーの冷静なシュートも見事だったが、ここはフィルミーノのパスを褒めるべきだろう。
英『Daily Mirror』によると、この美しい得点に「シーズンのベストゴール候補」との意見も挙がっているようで、フィルミーノのアイディア溢れるパスに世界が熱狂している。SNS上では、
「信じられないゴールだ。サラーのフィニッシュも凄いが、フィルミーノのバックヒールはとんでもない」
「フィルミーノはシーズン最高のアシストを決めた」
といった意見が出ており、シーズンのベストゴール候補にノミネートされるかもしれない。フィルミーノは純粋なセンターフォワードではないため、サラーやサディオ・マネなど周囲の選手を活かすことを意識したプレイを見せている。恐らくはそれもサラー爆発に繋がっているのだろう。フィルミーノでなければ今のリヴァプールの最前線は務まらないはずだ。
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