ユヴェントスが”Newセンターバック”獲得へ候補者3名をリストアップ 自慢の最終ラインは再編成する時へ

大ベテランのキエッリーニ photo/Getty Images

昨夏にはレオナルド・ボヌッチがミランに去り、ジョルジョ・キエッリーニとアンドレア・バルザッリも大ベテランの域に入っているユヴェントスは、近いうちに自慢の最終ラインに手を加えなければならない。ダニエレ・ルガーニのような注目の若手もいるが、まだトップレベルでは信用しづらいのが現状だ。

伊『Calciomercato』はすでにユヴェントスがセンターバックに手を加えるべく候補者を3名ほどリストアップしていると伝えており、自慢だったBBCに代わる新たな守備ユニットが形成されるかもしれない。

まずクラブのジュゼッペ・マロッタGMが目をつけているのは、人気のあるラツィオDFステファン・デ・フライだ。インテルも興味を示しているとされるデ・フライはラツィオに留まるか不透明で、ユヴェントスは欠かさずチェックしているという。セリエAに慣れている点でも即戦力と言える。

2人目はアトレティコ・マドリードのホセ・マリア・ヒメネスだ。まだ23歳と若いが、堅守を誇るアトレティコ・マドリードで着実に経験を積んでいるトップレベルのセンターバックだ。契約解除金は6000万ユーロとかなり高額に設定されているようだが、その守備能力はユヴェントスの最終ラインを任せるにふさわしいか。

最後の1人はミランのアレッシオ・ロマニョーリだ。ルガーニと同じくイタリアサッカー界期待の若手DFであるロマニョーリは、以前からユヴェントスの獲得リストに挙がっていた選手だ。レフティーなのも特徴的で、こちらも若手ながら経験は豊富だ。

キエッリーニ、バルザッリ、ボヌッチの3枚で形成された超強固な守備の再現は難しいが、ユヴェントスは新たな守備網を築かなければならない時期に来ている。引退が近いGKジャンルイジ・ブッフォンも含め、ユヴェントスは大がかりな守備陣再編成が必要となりそうだ。

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