ついに12日、西地区が開幕を迎えたAFCチャンピオンズリーグ。本日は東地区の試合が行われ、Jリーグのクラブも初戦に臨む。
このところアジア各地では大物外国人選手を獲得する動きが増加しており、インドネシアやタイにも名のある者がいる。
今季のACLで日本のチームと戦う可能性がある注目の選手を特集してみたぞ!タイトルではスターとしたが、Jリーグファンとして見逃せない存在という観点から選んだ。
蔚山現代:豊田陽平
やはりJリーグのファンから見れば、豊田陽平が韓国でどれだけやれるのか?そしてACLでどれだけやれるのか?は注目せざるを得ないポイントだ。
もちろん対戦する川崎フロンターレのことも熟知している。これまでの対川崎戦では2011年に1点、2013年に2点を奪っており、5年ぶりのゴールは決めさせたくないところだ。
上海上港:フッキ
スター揃いの上海上港。オスカル、エウケソン、オディル・アーメドフを獲るのにいくらかかったんだという感じであるが、やはり注目すべきはフッキだろう。
古巣の川崎フロンターレとは日本を離れて以来初めての対戦だ。復帰だ。こりゃあファンも熱くなるというものだ。
傑志:ディエゴ・フォルラン
38歳になったフォルランがACLに帰ってくる!セレッソ大阪に所属した2014年にはブリーラム戦で初ゴールを決めており、ちょっと相性もいいはず。
日本ではやや悔しい結果に終わったが、今年加入した香港リーグではいきなり大活躍だ。先日はとんでもないフリーキックも決めている。要注意だ!
天津権健:アレシャンドレ・パト
昨年末に日本を訪れていたことで知られるアレシャンドレ・パト。2007年のクラブワールドカップでは日本を訪れ、そこで大活躍を見せた。
ACLには予選からの出場だったが、フィリピンのセレスに勝利。その試合で2点を決めたアントニ・モデストと彼のツートップは脅威だ。柏戦がいまから楽しみである。
上海申花:ジョバンニ・モレノ
カルロス・テベスが紆余曲折を経て退団することになった上海申花であるが、当然活躍できていなかった者が抜けただけなのでダメージはない。
その中心となるのはやはりジョバンニ・モレノだ。ビジャレアルが獲得するという噂もあったが、中国に残った。昨年は15得点を決めており、今最もノッている男だ。
水原三星:デヤン・ダムヤノヴィッチ
デヤンといえばFCソウルといえるほど強い関係があったが、今季はなんとライバルの水原へと驚きの移籍を果たした。
もう36歳になったとはいえ、187cmの身長と得点力は非常に恐ろしい。彼にヨム・ギフンからのクロスが入ってくると考えると…ますます恐ろしい。
広州恒大:ネマニャ・グデリ
もちろんヒカルド・グラールとアランは外せないところなのだ。でもどっちかを選べなかったので、あえてグデリにしてみたぞ。
AZ、アヤックスで活躍した彼は昨季天津泰達でプレー。パウリーニョの後釜として、本来の彼を取り戻してほしいと期待されている。逆に言えば、フィットしなければ穴になるかもしれない。セレッソにとってのキーはここかも!
済州ユナイテッド:パク・チンボ
韓国のチームはサイドバックが独特だ。伝統的に非常に運動量が豊富で、闘争心があり、攻撃に絡む能力を持つ選手が多い。
精力的に激しい上下動をこなし、スタミナも豊かなパク・チンボ。深いところに入られると一発が怖い相手だ。注意したい。