ロッベンよりも速い新たな”右サイドの支配者” 34.4Kmものスピード記録するレフティーが後継者に

右サイドを支配してきたロッベン photo/Getty Images

ここ10年近くブンデスリーガの右サイドを支配していたのはバイエルンFWアリエン・ロッベンだ。その圧倒的なスピードにDFはついていけず、分かっていても止められない状態がずっと続いてきた。しかしロッベンも34歳を迎え、確実にスピードは落ちてくる。右サイドの支配もそろそろ終わりが近づいていると言えよう。

そんな中、ロッベンに代わって右サイドの支配者となろうとしているのがレヴァークーゼンFWレオン・ベイリーだ。ブンデスリーガ公式は「新たな右サイドのキング」になる可能性を秘めていると紹介しており、すっかりロッベンの後継者と呼ばれるようになっている。

ベイリーもロッベン同様にスピードがあり、レフティーだ。右サイドから中にカットインするパターンも持っており、今季はレヴァークーゼン攻撃陣を引っ張っている。何より注目すべきはそのスピードだ。

ロッベンは今季リーグ戦で32.1Kmのトップスピードを記録しているが、ベイリーはそれを上回る34.4Kmを記録している。ジャマイカが産んだスピードスターは今のロッベンよりも速く、スピードだけを見れば後継者と呼ばれるにふさわしい。
すでにベイリーにはプレミアリーグの強豪クラブが関心を示していると言われているが、ロッベンの後継者を求めるならバイエルンも獲得に動くべきだろう。

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