スーパーGT:佐々木×マーデンボローで戦うTEAM IMPUL。星野監督「何も心配なし」

“闘将”星野一義監督率いるTEAM IMPULは、2月12日に行われた日産自動車/ニスモの2018年モータースポーツ活動計画発表にあわせて2018年のスーパーGT500クラス参戦体制を発表。ヤン・マーデンボローと新加入した佐々木大樹のふたりでチャンピオン獲得を目指す。

 スーパーGTの前身である全日本GT選手権から、ニッサン陣営の一翼を担っているTEAM IMPUL。2017年は安田裕信とマーデンボローのコンビで挑んだが、噛み合わないレースが続き、第5戦富士で獲得した5位がベストリザルトと苦しいシーズンを送った。

 迎える2018年は安田がチームを離れ、新たにKONDO RACINGから佐々木が加入。在籍2年目となるマーデンボローとともに、切れ味鋭い走りが売りの若手ふたりがタッグを組んでタイトル奪還を狙う。

 チームのメインスポンサーを務めるのは、2018年に創立80周年を迎えるカルソニックカンセイ株式会社。TEAM IMPULへの支援は通算37年目となり、チームは引き続きカルソニック IMPUL GT-Rとして参戦する。

「新しく入ってくれた佐々木と2年目のヤンという新しいコンビになりましたが、思いっきり戦ってくれると思いますし、何も心配していません」と語るのはチームを率いる星野監督。

「カルソニックカンセイ様とともに2018年もレースを戦えることに感謝しています」

「スポンサー各社様、ファンの皆様にいい報告ができるよう1年間頑張ります。今年もご声援よろしくお願いします」

 2014年から在籍したKONDO RACINGでエースドライバーに成長し、2018年はチーム移籍で心機一転となる佐々木は「必ず星野監督にチャンピオンを!! という強い気持ちで、このチームにやってきました。星野監督、チームメートのヤン選手、そして、チームメンバー全員と力を合わし、チャンピオンを目指します」とコメント。

 マーデンボローは「目標はレースに勝つことだけど、新しいチームメイトとの戦いもとても楽しみだ。開幕戦岡山で良い結果を出せるよう準備を進めているよ」と述べている。

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