ルノーF1時代のチームメイト、ピケJr.がアロンソのチャレンジ精神を賞賛

 ネルソン・ピケJr.は、ルノーF1時代にチームメイトだったフェルナンド・アロンソは今でもF1の最もビッグなスターのひとりであり、名声ではなく情熱が飽くなきレースへの意欲をかき立てているのだと考えている。

 ピケJr.は2008年と2009年に2度の世界チャンピオンであるアロンソのチームメイトだったが、アロンソの傑出した才能とモチベーションは彼の強烈な個性とともに、10年経った今でも損なわれていないと思っている。

 現在フォーミュラEに参戦しているピケJr.は、スペインのスポーツ紙Marcaに以下のように語った。

「アロンソは強い個性の持ち主で、すべてを欲しがるんだ。彼は分かち合うということを知らない。でも偉大なドライバーというものはときとしてそうでなければならないし、彼は偉大なドライバーだ」

「彼がチャンピオンだったのは10年以上前のことだけれど、いまだにF1のビッグスターのひとりだ」

「彼はル・マンでもチャンピオンになるだろう。彼が(WECの)富士戦にも出場して絶好の機会を得られるよう、日程が変更されようとしている。僕でも間違いなくそうするだろうね」

 多くの人々と同じように、ピケJr.もアロンソが安全地帯の外でのレースを求めることに感銘を受けている。彼は自尊心を高めるためではなく、純粋に競争をする楽しみのために、他のレースカテゴリーでの成功を追求しているのだ。

「インディアナポリスやデイトナ、ル・マンでのレースに向けた彼の意欲を尊敬している。彼は名声のためではなく、レースが好きだからそうしているんだ」

「でも彼はとても聡明でもある。レースのたびにヘルメットを変えていることからもわかるよ。より多くのレプリカを売ろうという商業的な理由だ」とピケJr.は付け加えた。

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