元アイルランド代表MFリアム・ブレイディ氏が、チャンピオンズリーグのラウンド16で激突するユヴェントスとトッテナムの一戦について語った。
現役時代にアーセナルやユヴェントス、インテルなどで活躍したブレイディ氏。現在は最も長く過ごした古巣アーセナルで、育成部門の部長を務めている。そんな同氏が伊『CORRIERE DELLA SERA』のインタビューに応じると、古巣ユヴェントスとトッテナムの勝敗について聞かれ、「ユーヴェは優勝候補ではないから、五分五分かな」と予想した。
そして、アーセナルの宿敵であるトッテナムについて「彼らはよく組織されたチームで、素晴らしい監督がいる。攻撃陣にもエリクセンやアリ、ケインといった偉大なタレントが揃っているしね。ダメージを負わないためには、中盤で彼らを止める必要がある」と述べている。
中でも注目しているのは、今季もゴールを量産しているケイン。ブレイディ氏は「あの男は、どんなときだって成長しようと努力する性格なんだ。メッシ、ロナウド、レヴァンドフスキに次ぐ選手かな。数字が物語っているよ。まだ24歳だしね」と絶賛した。
2001年にアーセナルの下部組織に加入するも、わずか1年で同クラブは幼きケインを手放した。その件について「残念ながら本当だよ。彼はあまり運動神経が良くなく、ぽっちゃりしていたんだ。でも我々が間違っていた」と明かしつつ「トッテナムでさえ、彼を下位リーグへ3〜4回もレンタル移籍させている。でも彼は決意を固め、偉大なキャリアを構築したんだ」と話している。
挫折を乗り越え、欧州屈指のストライカーに成長したケイン。ユヴェントス戦でもゴールネットを揺らすことができるのか。
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