Saashaがインセンティブショーで『fly』熱唱 JUIDAアンバサダーとしてドローンをアピール  シンガーソングライターのSaashaが、東京ビッグサイトで開催された「プレミアムインセンティブショー」で日本UAS産業振興協議会(JUIDA)のアンバサダーを務め、ドローンのイメージソングと言われる自作曲、『Fly』を会場のステージで披露した。

イブニングパーティーでは鈴木理事長からマイクを受け取る

 Saashaが歌声を披露したのは、2月7日から9日の間に開かれた「第57東京イターナショナル・プレミアム・インセンティブショー春2018」(主催:株式会社ビジネスガイド社)の、イブニングパーティーと、特別講演のステージ。
 Saashaは、同ショーの特別展示企画「ロボットワールドEXPO」にブースを出展したJUIDAのアンバサダーに起用され、ドローンの普及活動の一環として、ドローン業界内でドローンのイメージソングと言われる自身の楽曲を披露することになった。
 イブニングパーティーは、インセンティブショーと同時開催の「第85回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2018」「第23回グルメ&ダイニングスタイルショー春2018」「第3回プレミアムビューティー・ヘルスショー2018」の出展者のうち登録者だけが参加するクローズドのパーティー。約600人が見守る中、JUIDAから特別ゲストとしてJUIDAの鈴木真二理事長があいさつした。鈴木理事長は概要を説明したのち、「私からみなさまに歌のプレゼントがございます」とSaashaを紹介。黒の衣装をまとったSaashaが「JUIDAアンバサダー」のたすきをかけて登場し、ステージ中央で鈴木理事長からマイクを受け取ると、たすきを担当者に預けて、歌を披露した。
 曲の中で最も印象的な、いわゆるサビのフレーズにさしかかり、Saashaの声がのびやかに広がると、それまで歓談していた参加者が顔を上げる姿も多くみられるなど、居合わせた参加者は一様にSaashaの歌声に耳を傾けた。ステージから降りフロアに合流しても、写真撮影や握手を求められたり、地元ライブへの出演の打診を受けたりと、幅広く声をかけられていた。

イブニングパーティーで、挨拶をした鈴木真二理事長からマイクを受け取るSaasha。約600人の参加者が歌声に酔った=2018年2月8日、東京ビッグサイト

海の景色が広がる空撮映像を背景に

 翌9日の特別講演には、JUIDAの岩田拡也常務理事が登壇した。「人に伝えるドローンの技術『ドローンの世界動向と俯瞰する未来産業』」をテーマに話をしたあと、「ドローンが情報を伝えるように、伝える力を持つものにはいろいろなものがある。そのひとつに気持ちを伝える歌がある」と、話を転換したうえでSaashaを紹介。
 Saashaは,白い衣装でステージに登場。ドローンで撮影された海や空が広がる美しい風景の映像を背景に、のびのびと歌いきった。講演の参加者に加え、歌声が響きはじめてから着席する人も後を絶たず、歌で会場を魅了した。

背景に空撮映像が流れる中で『fly』を熱唱

ゴスロリドローン、JDRAデモ、ミニスクールも

 インセンティブショーでは、JUIDAは概要を説明するためのブースを出展していたほか、ドローンを飛ばすために準備した網で囲ったケージの中でも体験会を実施した。
 ケージでは岩田常務理事が、ドローンの機体をすべて網とレースで覆い、人が本体に触れてもプロペラでケガをすることのないドローンを、網とレースの模様から「ゴスロリドローン」と名付けて紹介した。
 このほか、認定スクール「チームはちどり」を運営する一般社団法人ドローン女性雇用促進協会の飯原夏子さん、坂口公恵さんが、来場者にミニスクールを開いたり、一般社団法人日本ドローンレース協会の副代表理でドローンレーサーの横田惇さんによる、レースドローンやミニドローンのデモフライトが行われたと、来場者にドローンを印象づけた。

レーススドローンのデモフライトを披露した横田淳さんと横田さんが副代表理事を務めるJDRAのブースで記念撮影

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