町民税の増収見込む 中井町予算案

 中井町は14日、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は2年連続でプラス編成となったが、扶助費の伸びに加えて、防災行政無線設備のデジタル化事業で膨らんだ。

 歳入では、根幹の町税が1・5%増。町民税の個人分、法人分とも増収と見込んだ。デジタル化に事業債を活用するほか、財政調整基金も繰り入れて不足する財源を賄う。

 歳出では、東名高速道路秦野中井インターチェンジ周辺に企業を誘致するため、約19ヘクタールの土地の測量や調査などを行う。4月に中井村誕生110年を迎えることから、多種多様な記念事業を展開する。一般会計 38億7900万円(3.5%増)特別会計 27億4100万円(5.4%減)企業会計 3億2800万円(0.8%増)…………………………………………総  額 69億4800万円(0.3%減)※100万円未満切り捨て

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