厳冬に終わり近づく 3月は気温上昇か 気象庁1か月予報

15日発表の気象庁1か月予報。2月17日から3月16日までの平均気温は北日本と東日本を中心に平年より低くなる可能性が高い。出典=気象庁ホームページ

 気象庁は15日、向こう1か月間の天候の予想を発表した。平均気温は北・東日本で平年より低く、西日本で平年並み、沖縄・奄美で平年より高くなる可能性が高い。ただ、気温の低い傾向は2月末までで、3月は暖かい空気の影響で気温が高くなる可能性がでてきた。

全国的に気温低く 北陸・東北は大雪に警戒

 2月末にかけても、北・東日本を中心に寒気が流れ込みやすく、気温の低い日が続く見通し。記録的な大雪となっている北陸や東北日本海側では平年に比べ雪の日が多くなるとみられ、引き続き、大雪に警戒が必要だ。また、西日本でも一時的に寒気の影響を受ける見通し。

南から暖かい空気 3月は気温上昇

 3月は日本列島に南から暖かい空気が流れ込むため、全国的に気温が平年並みか、高くなる可能性がでてきた。昨年11月から続いている寒さはようやく終わりが見えてきた。

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