松井秀喜、バレンタインチョコに縁はなし? 絶頂期も「両手もあれば足りるくらい」

元ヤンキースの松井秀喜が13日、都内で行われた「テンピュールブランドアンバサダー就任式」に出席。イベント後、今年からエンゼルスに入団し、メジャーでの活躍が期待される大谷翔平選手へのコメントを求められたが、「ああいう(投打)両方で活躍できる選手はいない。僕も一野球ファンとして(二刀流での活躍が)興味深いです」と話してエールを送った。

松井はこの日、現役時代から自身も愛用しているという「テンピュール」のアンバサダーに就任。「アンバサダーとしてホームラン打ちたいと思います」と意気込みを述べると、「わたしも15、6年の愛用者の1人。テンピュールの枕はホームランの原動力になったと思います。これからたくさんの人にこの商品の魅力を伝えていきたい」とコメント。

現役時代、枕にテンピュールを選んだのは快適な睡眠へのこだわりがあったからだといい、「やはり睡眠は非常に大事。睡眠に対する考え方は今も変わらない。睡眠は健康の基本。日本にいるときはナイターばかりで、睡眠にあまり気を遣わなくてもよかったんですけど、メジャーに行ってからはデーゲームばかり。どうやって睡眠を確保しようかといつも考えていました」とこだわりを紹介。

平昌オリンピックが開催中とあり、オリンピックへのコメントも求められたが「スポーツ観戦は大好き。すべて見ています」と述べ、「日本人選手の方を応援しています。ライブではなかなか見ることができないんですけど、結果は新聞や雑誌で確認しています。4年に一度の大会。野球と違ってそこにすべてを捧げる選手のモチベーションは大変なもの」と選手へのリスペクトをしみじみ。

大舞台での緊張のほぐし方についても助言を求められたが、「僕もいつも緊張していました。緊張をほぐすコツはなかったです。リラックしてプレーすることもない。そんな中、訓練したことをどうやって出すかがいつも大きな鍵でした」と話していた。

最後はバレンタインについて問われた松井。「現役時代結構もらったのでは?」と聞かれたが「とっても少なかったです。両手もあれば足りるくらい」とこれを否定。「わたしはそういうところでは目立つ選手じゃなかったから……」と照れくさそうに話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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