「お帰り」初代飛鳥 横浜港で出迎え

 ドイツの客船会社が運航する「アマデア」(2万9千トン)が16日、横浜港に寄港した。初代「飛鳥」として2006年まで親しまれたクルーズ客船で、入港は13年3月以来、約5年ぶり。

 海が荒れた影響で、着岸は予定より約9時間遅れとなった。横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)では大勢の市民らが出迎え、「お帰り」と言いながら手を振っていた。

 「春節」で盛り上がる横浜中華街に向かう乗客や、日本製のカメラを買いに家電量販店に行く乗組員の姿が見られた。18日午後5時に名古屋に向けて出港する予定。

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