地域の「復活」へ 横須賀市議会定例議会が開会

 横須賀市議会3月定例議会が16日、開会した。市側は一般会計の規模が過去2番目となった2018年度当初予算案など66議案を提出。上地克明市長は施政方針演説で「『横須賀が変わり始めた』と言ってもらえることも多く、うれしい。来年度からは本格的に横須賀復活に向けた取り組みを始める必要がある」などと述べた。会期は3月27日までの40日間。

 本会議では大野忠之・議会運営委員長名で、内閣総理大臣らに対して米軍に安全管理の徹底を求める意見書が提出された。米軍の艦船に関わる事故が多発しており、「横須賀港への出入港時、停泊中においても、万が一にも市民生活に影響が及ぶような事故の発生は決してあってはならない」などとしている。

 2月26日に自民と無所属みらい、27日に公明と研政、28日に市政同友会と共産が代表質問を予定。3月1日には無会派議員2人が個人質問を行う。

© 株式会社神奈川新聞社