子どもたちがプログラミングを体験する教室が17日、鎌倉市玉縄の玉縄青少年会館で開かれた。パソコン上でイラストを動かしたりオリジナルゲームを作ったりして、楽しみながら学んだ。
同市とNECは昨年8月、情報通信技術(ICT)活用など官民協働のまちづくりを目指して包括連携協定を締結。取り組みの第1弾として企画した。小学4〜6年17人とその保護者が参加した。
専門知識がなくてもパズルのような要領でプログラミングができるソフトを使用。子どもたちはNEC社員や大学生ボランティアの助けを借りながら、イラストが動いたり音が出たりする指示を与え、画面上で正確に再現できるか確かめた。
指示通りになると、子どもたちに笑顔があふれた。参加者(11)は「難しかったけど、イラストの動きを変えられるのが楽しかった」。NECの担当者はプログラミング教育の必修化も見据え、「興味を深め、子どもたちの今後につながればうれしい」と話した。