井手口への過剰な期待にレオネサ指揮官は 「ここにマラドーナはいないよ」

井手口に先発のチャンスか photo/Getty Images

今冬にガンバ大阪からプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドに移籍し、そこからスペイン2部のクルトゥラル・レオネサにレンタル移籍した日本代表MF井手口陽介に先発出場のチャンスが巡ってこようとしている。

スペイン『Leonoticias』も井手口が初先発する可能性があると期待しており、今節のラージョ戦ではマリオ・オルティスが累積警告の影響で出場できない。これによって井手口先発の可能性が出てきているのだ。同メディアは偉大なる初先発になるかもしれないと伝えており、日本からやってきた若きファイターが何を見せてくれるのか楽しみにしているようだ。

ただし指揮官のルベン・デ・ラ・バレラは期待をかけすぎないことが重要と説いており、「彼は準備が整っている。非常に良い選手だし、ワールドカップのこともある。マラドーナが来たと考えている者もいるようだが、ここにマラドーナはいないよ」と語っており、井手口の能力を評価しつつも過剰な期待は禁物と冷静な見方をしている。

井手口としてはロシアワールドカップへ向けて出場機会を増やしていく必要があり、途中出場だけでは不十分だ。初先発のチャンスが巡ってきた場合には自身の実力をきっちり証明してほしいところだ。

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