ドルトムントは今冬にFWピエール・エメリク・オバメヤンの後釜にチェルシーからFWミッチー・バチュアイをレンタルで獲得したが、そのバチュアイはここまで3試合で5得点を挙げるなど絶好調だ。すでにドルトムントが今季終了後のバチュアイ完全移籍を目指していると言われており、僅か3試合で存在感は絶大なものとなっている。
チェルシーは当初バチュアイを完全移籍させる考えはなかったようだが、英『Daily Mail』はここへきて考えが変わる可能性があると指摘している。同メディアによればチェルシーの狙いはドルトムントFWクリスティアン・プリシッチを交渉のカードに加えることにある。バチュアイを完全移籍で譲渡することを交渉に加え、プリシッチ獲得のアドバンテージにしようとの考えだ。
プリシッチにはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示していると言われており、パリ・サンジェルマンFWキリアム・ムバッペと並んで世界で最も評価されている10代アタッカーだ。ドルトムントは当然高額な移籍金を求めるだろうが、バチュアイを交渉に加えることでチェルシーはプリシッチ獲得レースをリードできるかもしれない。
プリシッチが順調に成長すればエデン・アザールのような影響力を発揮することも不可能ではないはずで、将来に繋がる補強となるだろう。今夏の動きには注目だ。
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