この冬は、日本をはじめ、欧州や中国、米国でもインフルエンザが大流行しているようですね。
私たちは毎日、多くのウイルスや細菌など病気を引き起こす原因に囲まれて生活しています。でも、仕事をしたり、家事をしたりと健康に日々を送ることができているのはなぜでしょうか。それは「免疫」システムのおかげなのです。
この「免疫」についてもっと知ってほしいと、ヨーグルトなどで知られる食品メーカーの明治が取り組む、「免疫」のメカニズムを楽しく学ぶプロジェクト『Do Wonders (ドゥー・ワンダーズ)』の一環として、2月24日(土)と25日(日)、渋谷区神宮前の「SO-CAL LINK GALLERY(ソーカルリンク ギャラリー)」で、『君と免疫。展』が開催されます。
この体験型展覧会のコンセプトは、「君と。免疫を、アートでつなぐ」。難しく思われがちな「免疫」を、さまざまなジャンルの5組のアーティストが、映像や音、バルーンなどを使って、独自の世界感で表現します。
例えば、映像作家 勅使河原一雅さんの〈混沌の王国〉は,免疫の働きに刺激を受けて創作した作品。会場内の床にプロジェクションマッピングが途切れることなく映し出され、来場者がそこに立つことで作品世界に入り込むことができます。
11点の連作からなる〈幻想免疫図鑑〉は、イラストレーターの石井正信さんの作品。「免疫について文献を読んでいるうちに、ひとつひとつが個別の意思をもった生物のように思えてきた」という石井さんは、躍動する生物たちのイメージを紙に落とし込んだそうです。
この他、音楽作家の清川進也さんと、バルーンアーティストユニットのDAISY BALLOON(デイジーバルーン)、建築家の吉田愛さんが参加しています。
会場は、表参道駅から徒歩3分の便利な場所。友人を誘って私たちの体内にある「免疫」システムを体験してみませんか。
君と免疫。展
会場:SO-CAL LINK GALLERY(渋谷区神宮前4-9-8)
開催日時:2月24日(土) 午前10時~午後7時/25日(日) 午前10時~午後5時
入場無料