KIT、グリーンアースなどドローン事業団体の視察報告
報告されたのは、石川県にある金沢工業大学(KIT)工学部航空システム工学科、赤坂剛史研究室、NPO法人グリーンアース(事務局:沖縄県)、株式会社オカベメンテ(沖縄県)の調査報告。それぞれ5人が現地に赴き、施設を見学し、担当者に話を聞いた。
金沢工業大学では、赤坂研究室の研究内容の概要を把握したうえで、ドローンを活用する人材に求められる要素などについてヒアリング。ドローンが幅広く活用が見込まれる中、各領域に共通して求められる要素があるほかに、IT、電気設備、放射線測定ではさらに専門知識が求められるという話を聞いたことが報告された。
グリーンアースでは高精度の測量を実現している実態を、オカベメンテでは、測量のためにはドローンの操縦にとまらず、カメラの知識が必須になることを実感した。
それぞれについて報告書が協議会に出席した委員に配布された。
このあと、4月にスタートする2018年度、最終年度となる2019年度の取り組む方針などについて確認した。
WIZは、さまざまな職業人を育成する総合職業専門学校、FSGカレッジリーグのひとつ。協議会はWIZが提案した「福島県ロボット産業の基盤となるドローン活用人材養成事業」が、文部科学省の「専修学校による地域作業中核的人材育成事業」に採択されたことを受けて組織された。