CSAJドローン・プログラミング・コンテストの開催日が決まる 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(所在地:東京都港区、会長:萩原紀男、以下CSAJ)は、国内初となるCSAJドローン・プログラミング・コンテストの開催日を決定した。ドローンタイムズでは、メディア協賛として同コンテストのスポンサー企業を取材し、日本のドローン産業への展望や期待を聞いていく。

コンピュータソフトウェアとドローン産業の発展を目指したコンテスト

 ドローンの産業利用を目指したプログラムコンテストを開催するCSAJは、1982年に「日本パソコンソフトウェア協会」として設立された。2006年に協会名を現在のコンピュータソフトウェア協会に改称し、2012年に一般社団法人化した。CSAJは、コンピュータのソフトウェア製品に携わる企業が集まり、ソフトウェア産業の発展に係わる事業を推進している。その事業の柱は、各種委員会に研究会活動とベンチャーサポート、そして行政機関への提言という4本になる。また、日本IT連携の事務局として、国内のIT産業の健全な発展に貢献し、世界最高水準のIT社会の構築を目指すため、政府にも積極的に提言し、経済・社会・国民生活の向上に寄与することを目的に活動している。その会員数は約600社におよび、国内だけではなく日本で事業を展開する大手外資系IT企業も会員に名を連ねている。
 今回のCSAJドローン・プログラミング・コンテストは、CSAJの理事で株式会社ユビキタスの代表取締役社長 佐野勝大氏がリーダーを務めるCSAJ技術委員会ドローン・プログラミング・コンテストワーキンググループが中心となって開催を推進した。すでにCSAJのサイトでは、コンテストの応募要項が公開されている。コンテスト開催地は、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス内グラウンドが予定されている。応募者は、ドローンの代表的なプログラミング環境を利用して、高度な自動操縦や画像処理など課題をクリアするプログラムを開発する。

協賛企業が描く日本のドローン産業

 CSAJドローン・プログラミング・コンテストにスポンサーとして協賛する企業は、今後の成長が見込まれるドローン産業におけるソフトウェア・プログラマーの育成に、大きな期待を寄せている。空の産業革命として注目されている産業用ドローン活用において、自動飛行や各種のデバイスから収集されるデータ処理など、ソフトウェアが担う役割は大きい。また、スポンサー企業によっては、自社のエンジニア教育の場として、今回のコンテストを活用する例もある。
 第一回目となる今回は、以下の企業がスポンサーとなった。

協賛企業一覧
プラチナ:(株)フォーラムエイト

ゴールド:ドローン・ビジネス・カレッジ/クオリティソフト(株)、(株)TOLOT

シルバー:さくらインターネット(株)、JBCCホールディングス(株)、(株)ゼンリン、(株)大和コンピューター、ドローン・ジャパン(株)

ブロンズ:空撮サービス(株)、東京システムハウス(株)、(株)理経

 ドローンタイムズでは、この中から取材への協力を得られた9社にインタビューし、参加の意義やコンテストに対する期待などを聞いていく。

【CSAJドローン・プログラミング・コンテスト】
コンテスト募集サイト
http://www.csaj.jp/NEWS/activity/drone/2017_sponsors.html

後援
一般社団法人組込みシステム技術協会、一般社団法人セキュアドローン協議会、ドローン社会共創コンソーシアムなど

コンテスト開催地
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス内グラウンド

開催日
2018年3月31日(雨天予備日 2018年4月1日)

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