「生物多様性ホットスポット」講演会 25日小田原

 県自然保護協会から「生物多様性ホットスポット」に選ばれた小田原市桑原などの環境保全について考える講演会が25日、市内で開かれる。主に同所や同市鬼柳で活動する市民団体「めだかサポーターの会」と「酒匂川水系のメダカと生息地を守る会」の主催で、参加無料。

 協会は2015年、未来に残したい豊かな自然が残る場所として、県内の「生物多様性ホットスポット」191カ所を選定。その中でも、在来メダカが生息する同市桑原の「酒匂川左岸の水田地帯」を、希少種やレッドリスト種などが集中して産する地域を意味する「カテゴリーA」とした。

 講演会では、選定に関わった協会副理事長・事務局長の青砥航次さんが、その意義や開発計画との向き合い方などについて語る。

 会場は梅の里センター(同市曽我別所)で、時間は午後1時半から4時まで。定員約50人。20日までに申し込む。申し込み・問い合わせは、守る会の高橋由季代表電話090(6519)8477

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