夢を捨てたら自滅するだけだ…34歳デ・ロッシの語る「野望」の意味

『Il Caliatore』は19日、ローマの元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシのインタビューを掲載した。

今年35歳になるデ・ロッシ。フランチェスコ・トッティが引退後はローマのキャプテンを務め、世界でも珍しいワン・クラブ・マンとして戦っている。

彼は今後の計画について以下のように話し、指導者になりたいという意向を明らかにした。

ダニエレ・デ・ロッシ 「故郷のクラブでプレーできることは、まるでユートピアのようだとも言える。

引退をしなければならない日は着実に近づいている。僕はローマとともに何か重要なものを勝ち取るという夢を持ち続けている。

我々は強い。ただ、我々よりも強い相手がいる。

しかし、だからといって夢を諦めることができるだろうか。

そうなれば、練習に手を抜くようになり、良くない食事をして、夜ふかしをするようになるだけだ」

(トッティはクラブのスタッフになった。君もそうなる?)

「僕は自分のライフスタイルのことをよく知っている。

引退する時になったら、おそらく苦しむことになるだろう。それはよく分かっている。

次に何をするかを考えなければならない。毎朝起きて、今日は何をするかということを探さなければならない。そんなことは求めたくないからね。

ネクタイを着けることは好きじゃない。僕はまだスパイクを履いていたいよ。

コーチになることはできる。それは間違いなく面白いことになるだろうね。

おそらく、エウセビオ・ディ・フランチェスコやルチアーノ・スパレッティ、あるいはこれまでともに働いてきた他の監督のアシスタントになれるだろう。

その道ならば、僕はピッチとロッカールームに居続けられる。デスクの前ではなくてね」

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