JMU、今治の越南汽船へ省エネばら積み船を引渡し

 造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU)は20日、津事業所(三重県)で建造していた20万トン級の次世代省エネ型バルクキャリア「イノ・ホライズン」を越南汽船(本社・愛媛県今治市)へ引き渡したと発表した。

 同船は鉄鉱石や石炭を運ぶ20万5千DWT型の後継船型で、載貨重量を20万9千DWTへと増やしつつ温室効果ガスの排出を減らした「Gシリーズ」の大型ばら積み船。全長299・99メートル、幅50メートル、喫水18・43メートルで、2020年以降に適用される環境規制を先取りしクリアしている。

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