チェルシーMFエデン・アザールは、20日に行われたバルセロナとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグの試合前にFWリオネル・メッシの領域へ近づきたいの思いを口にしていた。
今回の直接対決はアザールの可能性を証明する絶好の機会だったが、英『Dailly Mirror』はメッシとの間にはまだまだ差があったと厳しい評価を下している。今回の一戦で輝きを放ったのはチェルシーFWウィリアンで、その高精度なミドルシュートはバルセロナを震え上がらせた。マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが1歩も動けなかった62分の先制弾に加え、ウィリアンのシュートは2度ポストを叩いている。チェルシー攻撃陣の主役がウィリアンだったのは間違いない。
一方でアザールは最前線で起用され、サミュエル・ウムティティとジェラール・ピケを相手にしなければならない状況に陥った。ボールを保持できる時間も短く、アザールの能力を発揮しやすい環境とは言えなかったはずだ。しかし同メディアは印象を残せなかったと評価しており、エースの働きに満足していない。
メッシもそれほど多く決定的なプレイをしたわけではないが、75分には同点弾を記録している。あのあたりはメッシらしい勝負強さだ。アザールはメッシの領域へ近づける選手なのか、その評価を確立するには2ndレグで意地を見せる必要がありそうだ。
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