文科省主催「サイエンス・インカレ」、産業技術短大が2年連続出場

 産業技術短期大学(尼崎市、理事長・友野宏新日鉄住金相談役、学長・小島彰氏)の学生が、3月3、4日に立教大学(東京)で開催される「第7回サイエンス・インカレ(文科省主催)」のポスター発表部門に2年連続(3回目)で出場する。

 サイエンス・インカレは、理系学生が自由な発想で取り組む優れた研究を日本中から集め発表する会で、未来をつくる科学技術人材の育成が目的。事前選考の結果、短期大学からの出場は産技短大1校のみとなった。

 今回は機械工学科1年の女子学生2名(井上ひなたさん・佐藤明日香さん)のチーム。

 研究発表は「植物から得られる天然色素でフルカラー染色を目指す」。天然のムラサキイモ色素などを用いて染色可能な色調幅を拡げる染色法を通じ、皮膚の弱い人でもファッションを楽しみながら衣服を選べるよう、天然色素でシルクをあらゆる色に染めることを目標にした研究。

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