ドルトムントで8年目ピシュチェク、責任感あふれる「ここで引退する」宣言

『borussiadortmund.net.br』は21日、「ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクは、ボルシア・ドルトムントについて語った」と報じた。

2010年にヘルタ・ベルリンからドルトムントにやってきて以来、8年間に渡ってプレーを続けているピシュチェク。

バイデンフェラーやシュメルツァーに続く古株の一人となった彼は以下のように話し、ドルトムントで引退するつもりであることを明かした。

ウカシュ・ピシュチェク (ピシュチェク、君は常にドルトムントにいたね。欧州での試合は常に違う感覚?)

「様々な国のチームと対戦するのは、常にすばらしいことだね。

チャンピオンズリーグは常に目標だ。ただ現在はヨーロッパリーグに入っているので、とにかく決勝まで進みたいね。

我々はまだワールドカップで勝ったことがないが、それを達成するチャンスが今年はあるよ」

(1stレグでの結果はどうだった?)

「勝利の可能性が高まったね、間違いなく。しかし、2ゴールを決められてしまったことは、我々にとって軽い事実ではない。

次に進むためには勝たなければならない。我々の調子はいいし、そうそう負けることはないと思うよ。

アタランタはとてもいいチームで、いいシーズンを送っている。過小評価はしないさ。ホームで仕事を完遂しなければならない」

(ブンデスリーガでの状況は?)

「安定性を見出したと思う。監督が我々を大いに助けてくれた。落ち着いて、疑問点を受け止める。彼の冷静さは模範的だ。

我々はいいチームになったし、毎試合成長を見せているよ」

(ロイス、ゲッツェ、シュールレのトリオは?)

「彼らは多くのクオリティを持っているよ。彼らの才能をどうやって利用するか、その道を見つけ出さなければならないよ。

彼らは素晴らしい試合をするための方法を知っている、経験豊かな選手たちだ。ある状況下では、そのようなものが決定的になる」

(バチュアイについて)

「すぐに適応したね。ある部分だけではなく、彼はよく働いてくれる。彼にとっては全てが新鮮だろう。

バチュアイはスポーツ面で準備ができていることを見せたし、我々にとって大きな助けになるはずさ」

(ピエール=エメリク・オーバメヤングについて)

「彼はちょっとクレイジーだと思う。バットマンのマスクを被った件についてもね。ただ、彼は大丈夫だ。

もっとも重要なのは、ピッチの上で何をするか。彼はそれを知っているし、ゴールを決められる上、守備もできる。ディフェンダーにとっては困難だよ」

(自分については?)

「サッカーでは物事がずいぶん早く変化していく。驚かされているよ。

僕は健康に過ごせているし、またチームを助けられていることに満足しているよ。それ以外のことは関心がない。

クラブの危機は、僕の怪我だけが原因じゃなかった。ロイスの復帰も助けになる。頂点に戻るためには、彼のような選手が必要だ」

(ピーター・ボス監督と違って、シュテーガーは君にあまり高い位置を取らないように言っているね)

「そうだね。ある状況下では高く保つ必要もあるが、一般的には低いブロックを形成している。

以前は一部の選手がやりにくさを感じていたから、今のほうが自信を持って取り組めているかもしれない」

(シュテーガー監督は、君はフィールドでもドレッシングルームでも影響力があると話していた)

「8年間もここにいるからね。それが役割だ。僕はこのクラブに残ることを選んだし、キャリアの終わりまでドルトムントにいたい。

これまで多くの監督からいろいろなことを教わってきた。そしていま、その知識を共有したいんだ。

若い選手たちを助けられるなら、僕は満足だ。チームがもっとも重要なものだからね」

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