こども自然公園新駐車場 花見期に臨時利用開始 18年度に既存施設と一体整備へ 横浜市旭区

整備中の新駐車場内には新しい管理棟も設置

 こども自然公園(大池町)で現在整備中の新駐車場=写真=の工事が2月末に完了し、今春の花見の繁忙期に合わせ、臨時利用が予定されている。今後、隣接する既存駐車場とつなげて一体的に再整備され、2018年度中に全面利用となる計画だ。

 同公園が開園したのは1972年。遠足や野外活動、花見などで近隣住民から幅広く親しまれているが、開園から45年以上が経過し園内施設が老朽化。これを受け市は、同公園の再整備に取り組んでいる。

 新駐車場の整備も再整備事業の一環。市は老朽化対策に加えて、最寄りである二俣川駅周辺の再開発事業に伴う今後の人口増加なども見込み、サービス向上を図ろうと事業に着手。14年度から17年度までを第1期工事として取り組み、16年度には入口広場にレストハウスを建設した。

繁忙期混雑解消へ

 同公園には現在、第1〜3駐車場と臨時駐車場があり、約440台が駐車可能。しかし、花見シーズンなどの繁忙期になると、入口広場そばにある第1駐車場周辺で渋滞が発生することが、以前からの課題となっていた。

 現在工事中の新駐車場は、以前に同公園の管理事務所があった場所で、第1駐車場に隣接している。市は、老朽化している第1駐車場も18年度中に再整備を予定。工事完了後は新駐車場と第1駐車場がつながり、出入口も1カ所になる。また、駐車台数が現状から約100台増えることで、繁忙期の混雑解消を目指す。

 新駐車場は2月末に完成後、今春の花見シーズンに合わせ臨時利用を予定。その後、隣接する第1駐車場の再整備が完了する18年度中に全面利用が開始される予定だ。

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