スケート斎藤選手応援PV 勇姿に200人が声援 相模原

 相模原市中央区在住で、平昌五輪のショートトラックスピードスケート女子1000メートルに出場した斎藤仁美選手(27)を応援するパブリックビューイング(PV)が22日夜、同市役所ロビーで開かれた。惜しくも準々決勝で敗退したが、恩師や住民、市職員ら約200人が集まり、声援を送った。

 本館1階ロビーに3台の大型ディスプレーを設置。地元スケートクラブに所属している子どもたちも参加し、棒形の風船をたたいて応援した。

 日本スケート連盟強化指定選手の中山うららさん(14)=相模原中等教育学校2年=は「仁美さんには小学1年生の時から優しく教えてもらった」と話し、先輩の勇姿を見守った。

 斎藤選手の祖母續橋(つづきはし)仁子さん(83)は「レースでは緊張した様子だった。今後に続く子どもたちに刺激を与えることができたのでは」と話していた。

 小学生低学年からスケートを始めた斎藤選手は、同市立清新小、清新中(いずれも同市中央区)を卒業。県立麻溝台高校(同市南区)から神奈川大学に進んだ。

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