創立50周年で車いす寄贈 アルプス技研、相模原市と社協に各10台

 アルプス技研(本社・横浜市西区みなとみらい、今村篤社長)が、創立50周年記念事業の一環として相模原市と市社会福祉協議会に車いす各10台を寄贈した。21日には同市役所で今村社長らが出席して贈呈式が行われた。市に寄贈された10台は、さがみ湖リフレッシュセンター(緑区)など市内10カ所の公共施設で活用する。

 同社は開発・設計工程が中心の技術者派遣、技術プロジェクトの受託事業を展開する総合人材アウトソーシング企業。創業者の松井利夫会長が同市相武台に松井設計事務所を開業した1968(昭和43)年7月1日を創業日としている。同市内には事務管理・総合研修センター、相模原営業所がある。

 社会貢献活動の一環で、営業所が所在する全国の自治体・社会福祉協議会に約300台(その後約450台に変更)の寄贈事業を発表していた。

 相模原市社会福祉協議会(戸塚英明会長)にも19日、同社から10台が寄贈され、高齢者福祉施設協議会を通じ市内の介護ホームに配備される予定。

© 株式会社神奈川新聞社