廣中(長崎商高)初優勝 日本選手権クロカンU20女子

 陸上の日本選手権クロスカントリーは24日、福岡市の海の中道海浜公園で行われ、U20女子(6キロ)は廣中璃梨佳(長崎商高)が19分50秒で初優勝を飾った。森林未来(諫早高)は20分5秒で5位入賞した。

 シニアの男子(10キロ)は昨年12月の福岡国際マラソン3位の大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が29分53秒で制した。4秒差の2位は山口浩勢(愛三工業)。西山和弥(東洋大)が3位に入った。女子(8キロ)は木村友香(ユニバーサルエンターテインメント)が26分31秒でトップゴール。阿部有香里(しまむら)が3秒差の2位だった。

 U20女子には全国各地から131人がエントリーした。初出場の廣中は序盤から先頭集団でレースを続け、ラスト約1キロ地点からスパート。2位に8秒差をつけてフィニッシュした。U20男子(8キロ)は中谷雄飛(佐久長聖高)が24分5秒で制した。

【U20女子】トップでゴールに飛び込む廣中(長崎商高)=海の中道海浜公園クロスカントリーコース

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