起業するなら横須賀で 都内で魅力発信

 横須賀市内での起業に関心を持ってもらおうと、地域の魅力を発信する「YOKOS会議2018」が24日、都内で開かれた。都内在住者を中心に約130人が参加し、車座になって横須賀ならではのビジネスアイデアを出し合った。

 丘陵地に細い路地や階段が入り組む「谷戸地域」での空き家再生事業や、スカジャンを着てコスプレを楽しむプロジェクトなどの代表者が、来場者に新たな活動アイデアを募集。10人前後のグループに分かれて意見交換した。空き家再生事業を考えたグループでは「景色の良さを生かして飲食を楽しめるようにするのはどうか」などの提案が出された。

 官民一体で企業誘致を目指すヨコスカバレー構想実現委員会の主催。メンバーの相澤謙一郎さん(41)は「イベントを通して参加者同士がつながり、横須賀にたくさんあるビジネスチャンスに気づいてほしい」と話した。地元選出の自民党・小泉進次郎衆院議員の講演も行われ、横須賀の魅力をアピールした。

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