羽田パイプ製造所、地元小学校80人の工場見学会受入れ

 引抜鋼管メーカーの羽田パイプ製造所(本社・東京都大田区、社長・野口雄司氏)は先週16日、地元大田区の区立蒲田小学校からの工場見学を受け入れた。

 同校授業の一環として、3年生約80人が参加。野口社長自ら、ものづくり・工場の街である大田区の概況、自社製品が船、電力、石油化学プラント、建機・特装車などに使われていることなどを紹介。工場内では引抜、熱処理の作業、検査室では引張試験の実演などを見学した。

 羽田パイプ製造所は、地元社会貢献の一環として、毎年小学生の見学を積極的に受け入れてきた。蒲田小学校からの工場見学は3年連続。昨年からは、小学校以外にも様々な機関から見学要請が入っており、順次対応。今期は延べ300人以上の見学を受け入れている。

 野口社長は「当社は住宅地の中に工場があることもあり、今後も社会貢献や地元貢献の観点からできる限りの見学受け入れに対応していきたい」としている。

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