車で走る楽しさラリーで再発見 伊勢原

 車で走る楽しみを再認識するラリー形式のイベント「ツール・ド・伊勢原」が25日、伊勢原市西富岡の市総合運動公園と周辺で開かれた=写真。「若者の車離れを食い止めたい」と茅ケ崎市のモータースポーツ愛好家グループ「チーム・アッスル」が企画し、5回目。

 イベントには、県内のほか、東京や静岡、千葉などから36台が参加。普段使っている乗用車からクラシックカー、スポーツカーまで幅広い車種が登場した。

 ドライバーとナビゲーターが乗車し、公園周辺の一般道計70キロを時速23〜27キロの制限速度内で走行。区間ごとに設けられた目標タイムへの近さを競った。

 主催した同グループの田中美彦代表(60)は「スピードを落とすことで、街中でも自動車で安全に遊ぶことができる」と話していた。

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