25日にカラバオ杯(リーグ杯)の決勝戦が行われ、アーセナルがマンチェスター・シティに0-3で敗れた。
アーセナルが3点を追う展開で迎えた後半アディショナルタイムに、同クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督とグラハム・スコット氏(第4の審判)によるトラブルが発生した。同監督がアディショナルタイムの短さに異議を唱えたところ、スコット氏が「なぜ君たち(アーセナル)はこれ以上の時間を欲しがるんだい」と応戦。一連の出来事を受け、英『DAILY STAR』は「ヴェンゲル監督は第4の審判に惨敗劇を嘲笑された」との見出しを掲載している。
本来中立であるべき審判員が、敗色濃厚のチームを蔑視しているとも受け取れる発言をしてしまったことは、当該チームに対して失礼にあたるとも言える。審判に執拗に詰め寄った同監督の行動も褒められたものではないが、スコット氏の発言も問題視されて然るべきだろう。