アーセナルは10年前から何も進歩していない ヴェンゲル体制は終焉の時なのか

カラバオ杯決勝で敗れたアーセナル photo/Getty Images

25日、アーセナルはカラバオ杯決勝でマンチェスター・シティに0-3の完敗を喫した。リーグ戦で首位を独走するマンC優位との声が多かったのは確かだが、アーセナルはあまりにも呆気なくやられてしまった。

この完敗ぶりに英『Daily Mail』は、10年前からアーセナルが何も進歩していないと厳しい見解を示している。アーセナルは約10年前の2008年11月に、リーグ戦でマンCに今回と全く同じスコアで敗れている。当時のマンCは今ほど豪華な陣容ではなかったが、当時の対戦ではスティーブン・アイルランドらの得点でアーセナルを撃破した。

英紙ジャーナリストのピアース・モーガン氏は、当時もアーセン・ヴェンゲル体制の終わりではないかと論じていたが、10年後の今回もあまり進歩が見られなかったことから自身の見解は間違っていなかったと改めて主張している。むしろアーセナルは10年前より悪くなっていると感じさせられるところもあり、ヴェンゲル体制を続けたことの成果がほとんど出ていないとも言える。

すでにFA杯も敗退し、今ではチャンピオンズリーグにも出場できなくなっている。ヨーロッパリーグのベスト16ではミランと対戦するが、今状態が良いのは明らかにミランの方だ。リーグ戦でもトップ4入りが困難となっており、これではチームが成長しているとは言えないだろう。ヴェンゲルは2019年までクラブと契約を結んでいるが、このまま継続することに意味はあるのか。

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