すでにチームメイトへ別れを告げた? 不動の守護神レイナ、今季限りでナポリ退団へ 

今季もナポリのゴールマウスを守るレイナ photo/Getty Images

ナポリに所属するスペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナが、今季限りでチームを退団することとなりそうだ。

かつてバルセロナやビジャレアル、リヴァプール、バイエルン・ミュンヘンなど、数々のビッグクラブでプレイし、2015年夏にナポリへ完全移籍を果たしたレイナ。これまで不動の守護神として通算170試合に出場し(2013-14のレンタル期間含む)、ナポリのゴールマウスを守ってきた。昨夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマンなどへの移籍話が浮上し、退団が噂されたが、チームに残留。35歳になった今季もここまでセリエA25試合に出場しており、リーグ最少失点で首位に立つチームの躍進に貢献している。

しかし、レイナとって今季がナポリで過ごす最後のシーズンとなるという。伊『IL MATTINO』などいくつかのメディアが伝えている。同メディアによると、今季限りでナポリとの契約が満了を迎えるレイナは、娘の誕生日会にチームメイトのマレク・ハムシクやホセ・カジェホンらを招待した際、彼らに「私は他のところでサッカーをすることになるだろう。今季がナポリでのラストシーズンだ。今のサッカーはこういうものさ。今日はここにいたとしても、明日は他のどこかにいる可能性がある」と別れを告げた。

そして気なるのがレイナの移籍先候補だ。伊『Gazzetta dello Sport』は、夏の移籍市場でイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが他クラブに引き抜かれた場合の代役として、ACミランが3年契約を用意していると報じている。

8月に36歳の誕生日を迎えるベテランのレイナだが、まだまだGKとしての腕は錆びついていない。はたして、セリエA屈指のGKの去就はいかに。

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