神奈川県秦野市の高橋昌和市長は26日、市議会第1回定例会本会議で市長就任後初となる施政方針演説を行った。
2022年1月30日までの任期中の実現を約束した中学校給食の完全実施については、「既に関係課による庁内委員会と保護者などの外部委員を含めた推進会議を組織した」とし、「生徒の健康増進や体力向上を図り、学校の食育の一環として早期実現を目指す」と改めて明言した。
選挙中、主要5公約のトップに位置づけた秦野赤十字病院の分娩(ぶんべん)業務の再開は、「市長就任直後に院長と意見交換するなど、産科医師の確保に向けた関係者への働きかけを進めている。早期実現のため全力を尽くす」と述べた。
理想とする三つのリーダー像として、「有言実行」「率先垂範」「積極果敢」を挙げ、「新たな時代を展望した持続可能なまちづくりを進めたい」と誓った。