横須賀市立図書館、横浜市との相互利用開始 横須賀市

 横須賀市は2月14日、横浜市と「図書館の相互利用に関する協定」を提携すると発表した。3月に締結する予定で、これにより、4月3日(火)から横浜市内の図書館利用が可能となる。

 横須賀市ではこれまで三浦市や葉山町など、3市1町の図書館での相互利用サービスを行ってきた。今回の協定締結により、市内4図書館、約80万冊の蔵書に加え、横浜市各区にある18の図書館と移動図書館「はまかぜ号」の図書資料約400万冊(2016年度調べ)の中から貸し出し利用が可能となる。市境の居住者や横浜・横須賀各市内に在学、在勤の人など、相互利用開始により利便性の向上が期待できる。

 1度に借りられるのは最多6冊まで、返却期限は2週間。横浜市内のいずれかの図書館が返却先となる。返却待ちの予約のほか、対面朗読や配送貸し出しといった障害者へのサービスなどは利用できないという。

 横須賀市の図書館カードは使用できないため、新たに横浜市内での手続きが必要。登録の際には住所が確認できる書類を持参。

 問い合わせは横須賀市立中央図書館【電話】046・822・2202

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