シャッター、カラフルに彩る 横須賀、商店街で児童らが作品

 地元の商店街を盛り上げようと、横須賀市立衣笠小学校(同市小矢部)の6年生が制作したアート作品が、衣笠仲通り商店街(同市衣笠栄町)の空き店舗のシャッターに展示されている。商店街のキャラクターのイラストや店舗を紹介した掲示物3枚で、通りに彩りを添えている。

 総合的な学習の授業の一環として、6年2組35人が取り組んだ。画像共有アプリ「インスタグラム」で見栄えがいい写真が撮れるように、カラフルな色使いを意識。商店街のキャラクター「おおすけ君」や「きぬ姫ちゃん」を描いたほか、ハートや虹で衣笠地区への愛情を表現した。

 店舗を紹介した作品では、子どもたちが店主らにインタビューした内容を掲載。「商店街のプロフェッショナルたち」と題して、仕事への思いや心掛けていることを伝えている。

 作品展示は3月4日まで。子どもたちは「1週間だけの展示。若い人たちに来てもらってSNS(会員制交流サイト)を通していろいろな人に知ってほしい」と話している。

 問い合わせは、衣笠行政センター電話046(853)1611。

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