《東京》サンフランシスコ発!もっちり香ばしい人気ベーグル店、初上陸

 サンフランシスコの人気ベーグル店「WISE SONS(ワイズサンズ)」が日本初上陸、第1号店「WISE SONS TOKYO」が丸ビルにオープンしました。サンフランシスコで5店を展開するワイズサンズのベーグルは、NYで主流の柔らかいベーグルとはひと味違ったモッチリしっかりとした食感が特徴。手軽にテイクアウトできるモーニングからランチセット、ティータイムのスイーツまで幅広いメニューを提供します。ジューイッシュデリとして本国でも高い支持を得ている、手作りのパストラミやコンビーフとともに、こだわりのベーグルとシュミアをぜひチェックしてください。

 看板商品のベーグル(1個200円~300円)は、プレーン、黒ケシの実をまぶしたポピーシード、セサミ、ドイツ発祥の黒パンをイメージしたプンパニッケル、ドライオニオンやガーリックチップなどをまぶしたエブリシング-の5種類です。生地の密度が高く、しっかりとした噛み応えがありつつ、しっとりもちもちとした食感が楽しめます。トッピングはどれも、表から裏までたっぷりまぶされていて、驚きます。クリームチーズをベースにしたトッピング用のシュミアも4種類あります(200円~350円)。クリームチーズと生クリームをブレンドしたプレーンのほか、青ネギとクリームチーズをあえたスキャリオン、ピンクの彩りがかわいいスモークサーモン入りなどがあります。シュミアの合わせ方によってベーグルの味わいも変わるので好みの組み合わせを見つけるのも楽しいですね。

トッピングたっぷりのベーグルや自家製コンビーフ

 さらに一度味わってほしいのは、自家製のパストラミ。脂身と赤身のバランスがよくジューシーで、しっかりとした味わいがありつつ、重すぎないので、ベーグルとの相性も抜群。たっぷりのパストラミとゴーダチーズやザワークラウトを、香ばしく焼いたライ麦パンではさんだ「パストラミルーベン」(1750円)は、本国でも人気のメニューです。

「パストラミルーベン」(1750円)

 食べ応えのあるベーグルですから、どれを買うか悩んでしまいそう。女性にお勧めしたいのは、「オープンフェイスベーグル(ハーフサイズ400円~)」。半分になったベーグルの上に、サラダやシュミア、スモークサーモンやパストラミなどを乗せたもので、6種類のメニューがあります。さまざまな組み合わせを試せますし、美しいビジュアルが食欲をそそります。ドリンクにはぜひ、コーヒー(レギュラーサイズ300円)を。ガラマラをベースに、すっきりとしたキレと酸味にこだわったオリジナルブレンドです。

 ティータイムのデザートにはNYで流行中の、ジューイッシュ伝統のスイーツ、バブカも見逃せません。表面にカリカリのクッキースクランブルがまぶしてある、マーブルのパンです。チョコと、日本進出を記念して発売された抹茶の2種類。チョコレートや抹茶がしっかりと生地に練り込まれていて、しっとりと濃厚な風味が楽しめます。

チョコのバブカ(450円)

 海外初進出となるこの店舗は、サンフランシスコの本店をイメージしたオシャレでちょっとほっこり温かみのある雰囲気。店内に飾られている写真は、創業者のエヴァン・ブルームさんやその家族、本国の従業員らの写真です。壁画は、サンフランシスコで活動する画家のエイモス・ゴールドバームさんが、サンフランシスコの町並みと富士山をイメージして直接描きました。エヴァンさんは「ジューイッシュフードは、私が小さいころから慣れ親しんだ味。日本の人たちに提供できるのはうれしいし、サンフランシスコの雰囲気やカルチャーを発信していきたい」と話します。日本の食文化にも関心があり、「ユズ味のシュミアやシソをブレンドしたベーグルなど、和のテイストを生かしたメニューも提供していきたい」と意気込んでいます。付近のオフィスなどへのデリバリーも検討しているということで、今後の展開が楽しみですね。

店員が組み合わせの提案もします
創業者の家族写真が飾られた壁
富士山をイメージした壁画

 3月4日までは、毎日先着200人にトートバッグプレゼントのキャンペーンも行っています。ぜひこの機会に体験してくださいね。

 【WISE SONS TOKYO】

所在地:東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビルB1F

営業時間:平日7:30~21:00

     土日祝8:30~20:00

     (~11:00はテイクアウトのみ、ランチタイム11:00~15:00)

席数:42席

http://www.giraud.co.jp/wisesons/

03-6551-2477

© 株式会社産業経済新聞社