横浜市はきょう3月1日、戸塚駅周辺を「喫煙禁止地区」に指定した。区域内で喫煙をした場合は(火のついたたばこを持つ事も含まれる)、巡回する市職員により、罰則として2千円の過料が科せられる。
市は07年度から多くの人が集まる、横浜駅やみなとみらい地区、新横浜駅など市内6カ所を同地区に指定。戸塚駅も市南西部のターミナル駅として利用者数が多いことから今回の措置となった。
また市は昨年12月、区域内に喫煙所を3カ所設置している。担当する市資源循環局では「指定3カ月前に喫煙所を置くことにより、喫煙者に駅周辺での喫煙行動に慣れてもらうことを目的としたもの。指定前の喫煙所設置は戸塚が初めてだった」としている。
喫煙所は戸塚モディ前のペディストリアンデッキ、西口大踏切デッキ下、西口バスセンターの3カ所だ。
戸塚駅を利用するある男性(戸塚町在住)は「駅周辺の路上によく見られる、たばこの吸い殻もなくなればなおいい。今回の指定で分煙がしっかり進んでいけば」と話していた。