がんの知識や治療法を紹介 長崎でフォーラム

 日赤長崎原爆病院主催の市民公開講座「がんフォーラム」がこのほど、長崎市内であり、同病院の医師らががんの知識や治療法について講演。市民約210人が参加した。

 内視鏡診療部長の楠本浩一郎氏は胃がんをテーマに話し、塩分のとりすぎや喫煙などが原因と説明。早期発見できれば、体への負担が少ない内視鏡による手術で治療できるとし、検診の定期受診を呼び掛けた。

 循環器内科部長の芦澤直人氏は脳卒中や心臓病などを引き起こす高血圧について、トウガラシなどの香辛料やハーブなどを利用して減塩することが重要と述べた。

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